「快適なオフィス」 根ほり葉ほり研究所 ~ねはけん~
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「快適なオフィス」 根ほり葉ほり研究所 ~ねはけん~ » 【取材レポート】 正しい無垢フローリングの選び方
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「木」や「自然」を取り入れたオフィスを作るうえでまず考えるべきがフローリング。「部屋の印象はフローリングで決まる」と言われるほど、フローリングは空間の快適性を左右する大事な要素です。

今回は環境先進国ドイツ産の無垢材を使ったフローリングを手掛け、多くの企業に「オスモフローリング」を導入しているオスモ&エーデル株式会社に取材し、 無垢フローリングや塗料を選ぶ際の注意点はもちろん、日射や遮熱をコントロールするブラインドの重要性についてもお伺いしました。

取材協力|
オスモ&エーデル株式会社
オスモ&エーデル
インタビュー取材に応じてくれた広報の田中さん
世界の「良いもの」「本物」だけを厳選して提供

オスモ&エーデルは、ドイツ オスモ社やヴァレーマ社などから、ヨーロッパの高品質な建材を輸入販売しています。ドイツ オスモ社の自然塗料「オスモカラー」やオスモカラー塗装の仕上げの無垢フローリング「オスモフローリング」、ドイツ ヴァレーマ社の外付けブラインド「ヴァレーマ」などを、オフィスに快適性を求める企業様に提案しています。

無垢フローリングの正しい選び方

オスモフローリングのツヤ感
オスモフローリングは自然なツヤも魅力のひとつ

―無垢フローリングをオフィスに導入する際、どんな点に注意すればいいでしょうか?

まずは目的を整理することですよね。そもそもなぜ、無垢材の床にしたいかを考えることが大切だと思います。目的が明確になれば、木に塗る塗料もどのようなものにすれば良いかが見えてくるからです。ただ、無垢材を検討している多くの方が、「木の質感を大事にしたい」「社員に快適に働いてもらいたい」と思っているのではないでしょうか。

無垢材には湿度を調整してくれる調湿機能があるのですが、ウレタンのような木の表面に膜をはるタイプの塗料を塗装してしまうと、その機能が妨げられてしまいます。そうなると、無垢材にする意味があまりないのかなと。調湿機能だけでなく、木らしい表情も生かされなくなってしまうので。

―無垢材は水拭きができないなどお手入れが大変なイメージがありますが、
実際どうなのでしょうか?

無垢材だから水拭きができないというより、無垢材の表面に塗装されている塗料がどのようなものであるかによります。例えば、ウレタンなどのしっかり膜をはるタイプの塗料だと、基本的には水拭きは可能です。ただ先ほども申し上げたようにウレタン塗料は木の呼吸を妨げてしまうため、無垢の良さが半減してしまうんですね。

木の質感や調湿機能を生かしつつ、水拭きできる塗料を選ぶと、無垢の魅力とメンテナンスの手軽さを両立できます。

―呼吸を妨げない塗料もあるのでしょうか?

はい。ウレタンは膜をはるタイプの塗料ですが、植物油由来の塗料であれば木に浸透するため、木が本来持つ調湿機能を妨げることはありません。ピカピカのツヤにはなりませんが、木の自然な光沢や優しい肌触りを引き立てることができます。木が本当に好きな方であれば、植物油由来の塗料を選ばれることが多いです。

浸透性の塗料も色々あるのですが、弊社のオスモフローリングには、ヒマワリ油や大豆油などの植物油を精製したオスモカラーを塗装しています。十分な保護性能があり、水拭きはもちろんOKですし、液体をこぼしてもシミになりにくくなっています。

調湿機能を妨げないオスモカラー
調湿機能を妨げないオスモカラー

―オスモフローリングの魅力について教えてください。

弊社が扱うオスモフローリングは、厚みがあり、幅が広いとことが特徴です。厚みは21mm、幅が160mm(※)と一般的なものより厚みと幅があり、無垢材らしい質感を楽しむことができます。 空間を広く見せられる点も、お客様からご好評いただいております。

※編集部注:フローリングは幅80mm、厚み15mmが一般的と言われています。

先ほども申し上げたとおり、植物油由来の自然塗料オスモカラーが塗装してあるので、質感はもちろん調湿効果を活かすだけでなく、経年変化も楽しむこともできるでしょう。無垢フローリングは手入れをし、時間が経つごとに味が出て、魅力が増していきます。

オスモフローリングの肌触り
無垢ならではの経年変化を楽しめるオスモフローリング

―オスモフローリングは水拭きもできるということでしたが、メンテナンスは不要なのでしょうか?

メンテナンスフリーというわけではなくて、多少の手入れは必要になりますが、弊社ではメンテナンスのことも考えた製品を提供しています。
水拭き用の「オスモウォッシュアンドケアー」と乾拭き用の「オスモワックスアンドクリーナー」の2つを定期的に使えば、木材の美しさや機能性を長持ちさせることができます。
導入した企業様からは「無垢フローリングはメンテナンスに手間がかかるイメージでしたが、思ったより楽でした」という声も頂いておりますし、そこまでご負担になることはないかと思います。

メンテナンスフリーをご希望されるのであれば、しっかり膜をはるウレタン塗料のほうが良いのかなとは思います。ただ、無垢ならではの経年変化を楽しみたい方には、ウレタン塗装はあまりおすすめではないかなと思います。

最近はメンテナンスフリーという価値観に重点が置かれがちですが、どのようなフローリングも汚れますし、傷がつきます。それよりも、年を経るごとに出てくる木の美しさを楽しんでもらえたら良いですね。

オスモメンテナンス製品
水拭き用の「オスモウォッシュアンドケアー」(左)と
乾拭き用の「オスモワックスアンドクリーナー」(右)

―オフィスに自然を取り入れるという観点では、窓の内側や外側につけるブラインドも重要な要素になります。ブラインドを選ぶ際の注意点を教えてください。

ブラインドは窓につけるものなので、まずは窓の重要性というか、快適性が大事かなと思います。景色や光を取り入れたほうが開放感があるので、できるだけ大きくて断熱性能があるものが良いですね。ブラインドが良くても、窓が快適でなければあまり意味がないので、まずは窓が大事ということを理解していただきたいです。

ただ、大きい窓の場合はやはり太陽光がその分侵入してきてしまうので、ブラインドの設置が必要になります。よくあるのが、「窓際に座っている人だけ暑い」という問題です。室内の温度が均一でないとエアコンの温度をどうするかという問題にもつながるので、遮熱のためにブラインドは重要ですね。

ヴァレーマ
室内から見た眺望の妨げないにならないのもヴァレーマの魅力のひとつ

―具体的にどういったものを選べば良いのでしょうか?

最近はZEB(Net Zero Energy Building)という考え方が浸透していて、SDGsの価値観も相まって省エネへの需要がどのオフィスでも高まっています。ブラインドはその価値観に適合するもので、窓際の人が暑さを解消できることはもちろん、室内の温度差を少なくすることでエネルギー効率を高めることもできます。快適性と省エネ性を両立できるというわけです。

ブラインドといっても種類は色々あるのですが、弊社で扱っている外付けブラインド「ヴァレーマ」は、内側に付けるブラインドのデメリットを解消したものなのでおすすめです。

―ヴァレーマの魅力について詳しく教えてください。

ヴァレーマは外付けブラインドなので、まず室内空間を広く使える点がメリットです。窓を開けたときに内側にブラインドがバタつくこともないので、書類や荷物が飛んでしまうなどの煩わしいこともなくなります。

ヴァレーマに限って言えば、操作がリモコンによる電動式なので、手動のものよりラクという点もメリットです。手動の場合閉めたら閉めっぱなしになってしまいがちですが、電動ならそういったこともなくなるのではないでしょうか。太陽光追尾システムと同時に導入された企業様からは、自動で向きを調整してくれるので、とてもラクで快適です、というお声をいただいています。

外付けブラインド「warema(ヴァレーマ)の使い方」

取材協力|
オスモ&エーデル株式会社
オスモ&エーデルの東京ショールーム
無垢材の違いを実感できる
ショールーム

オスモ&エーデルは、ドイツの暮らしや住まいのスタイルを提案する会社です。ドイツ製の自然塗料や無垢フローリング、窓、外付けブラインドを取り扱い、快適で次世代の住まいにふさわしいシステムの導入をサポートしてくれます。

今回お邪魔したのは、東京にある新宿ショールーム。フローリングの樹種の違いや質感を感じたり、実際に木に塗料を塗ったりする体験もできます。紹介した外付けブラインド「ヴァレーマ」の実物も見ることができ、オフィスはもちろん、住宅の新築やリフォーム相談も可能です。実際に見てみないとわからないような違いも楽しめるので、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 取材協力 / オスモ&エーデル
オスモ&エーデルの東京ショールーム

引用元:オスモ&エーデル株式会社(https://osmo-edel.jp/office/lp/)

オスモ&エーデルは、ドイツの暮らしや住居スタイルを提案する会社です。
住まいに関する製品販売や、新築・リフォームの相談も行っています。
人と環境に優しく、自然との関わりを大切にした、高品質な建材の取り扱いを通じて、快適な住環境を届けています。
オフィスと関わりの深い製品も取り扱っています。