「快適なオフィス」 根ほり葉ほり研究所 ~ねはけん~
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ここでは、オフィスの床材として人気のある、タイルカーペットの特徴やメリット・デメリットを紹介します。

タイルカーペットとは?

オフィスハンズタイルカーペット事例
引用元HP:オフィスハンズ https://officehands.jp/blog/tilecarpet/

タイルカーペットとは、タイルのように小さくて四角いカーペットを敷き詰めることで 1枚の絨毯のように見せることができる床材です。既製品のカーペットではサイズが合わない場合や、床が歪んでいて1枚のカーペットでは敷くのが難しい場合などに選ばれています。

オフィスでは、土足で利用することが多いため「重歩行」と呼ばれる耐久性の高いものを選ぶのが一般的。防炎・防音機能や、制電機能がついているものが実用的です。

タイルカーペットのメリット

多彩なデザインから選べる

タイルカーペットは色やデザインが豊富なだけでなく、貼り方によってイメージをガラリと変えられることが特徴です。落ち着いたカラーを基本としながらも、ところどころに違った色や模様のアクセントを入れることも可能です。

また、カットできるため床にぴったりのサイズを実現できることもメリット。フロアごとに異なるデザインのものを貼れば、空間の仕切りとしても活用できます。

コストが比較的安い

タイルカーペットは業者に頼む場合、1㎡あたり2,000〜3,000円程度が相場です。1枚あたりの価格は200〜450円程度のため、社内でDIYすればさらに安い費用で貼ることができます。ただし、床に配線を通す場合は通信障害などのトラブルを避けるためにも、業者に依頼するのがおすすめです。

タイルカーペットの
デメリット

湿気がこもりやすくなることも

タイルカーペットは裏面がゴム性であることがほとんどです。通気性が良いとはいえないため、床とカーペットの間にかびが生えたり、室内に湿気がこもりやすくなったりすることがあります。オフィスで使用する場合、湿度が高くなりやすい場所には使用しないことや、まめな換気を心がけましょう。

オフィス用と家庭用の違い

ここではオフィス用のタイルカーペットと、家庭用のタイルカーペットの違いについて紹介しています。それぞれのタイルカーペットの特徴が詳しくわかるので、ぜひ見てみてください。

オフィス用の特徴

耐久性に優れている

オフィス用のタイルカーペットは、人や台車が通ることを見越して丈夫な素材で作られています。ダメージを受けにくいのがオフィス用のタイルカーペットの特徴であり、硬めのパイルが使われているケースが多いです。毛足が長くて柔らかいパイルではなく硬いパイルを使用することで、凹んだりすり減ったりするリスクを軽減しています。

接着剤で固定力を強化

1枚1枚単体のカーペットを組み合わせて使用するタイルカーペット。組み合わせて使用するため、固定力が弱いと重たいものを乗せた台車が通ったときにズレてしまいます。ズレた状態を放置していると、スタッフが躓いて転び、怪我をしてしまうかもしれません。タイルカーペットは特に一定方向から負荷がかかり続ける状況に弱いという特徴があります。オフィスでタイルカーペットを使用する際は、安全なオフィスを作るためにも専用の接着剤で固定しておくのが賢明です。

ゾーニングでレイアウト

自由にレイアウトを楽しめるのがタイルカーペットの魅力です。その中でもゾーニングは色や柄を変えてスペースを区分する方法であり、初心者でも簡単に取り組めます。壁やついたてを使わなくても自然とスペースを分けられるのがメリット。開放感のあるオフィスにしたい場合や、予算やスペースに限りがある場合などに特に向いています。

機能性に優れている

オフィス用のタイルカーペットは機能性に優れています。ナイロンやポリプロピレンで作られているオフィス用のタイルカーペットは、静電機能や防汚機能が備わっています。そのため、電子機器を扱う場所や土足での行き交いが多い場所での使用に適しています。しかし、上記の素材は用途によって使い分ける必要があり、ナイロンは頑丈な素材なので人通りの多い場所に、ポリプロピレンは人通りがそこまで多くない場所に使用するのがおすすめです。

施工や取り外しがしやすく掃除が簡単

オフィスにタイルカーペットを導入する際は、配線工事に対応しやすいタイルカーペットを選ぶと良いです。基本的に、タイルカーペットは一枚辺り40cm~50cm角であり、簡単に取り外しができます。女性でも取り外すことができ、特に裏面に吸着加工が施されているタイルカーペットは接着剤を使わなくても張り替えられます。

また、タイルカーペットは、土汚れをキャッチする能力の高いダストコントロールカーペットや、水濡れスリップ防止効果の高い高吸水カーペット、菌やウイルスをブロックする抗菌・抗ウイルス性タイルカーペットなど種類が豊富です。オフィスの環境に合った性能のタイルカーペットを選びましょう。

家庭用の特徴

サイズや形のバリエーションが豊富

家庭用のタイルカーペットは、サイズや形のバリエーションが豊富です。廊下やこども部屋など、場所を問わず使えるよう、幅広いサイズや形が展開されているため、用途に応じて使い分けられます。正方形や六角形など、広さによってデザインを楽しめるのがタイルカーペットの魅力です。色のバリエーションも豊富であり、使いやすい色から淡い色、ポップな色など、好みに合わせて選べるようになっています。ラグの代わりに使用することもできるでしょう。

手入れがしやすい

手入れがしやすいのもタイルカーペットの特徴です。タイルカーペットはフロアに直接接着剤でフロアに接着しているわけではないので剝がしやすいです。そのため、タイルカーペットが汚れた際は、汚れた部分のタイルカーペットだけを洗浄したり交換したりすることができます。

剝がしても専用の接着剤を使用しているわけではないため、ノリが付かず、床が傷つくことがありません。子どもやペットのいるご家庭や、キッチンなど、汚れることの多い場所で使用しても手入れしやすいのが嬉しいところ。また、施工もしやすく、置くだけで設置が完了します。設置が容易なのは吸着加工が施されているからであり、滑り止めの役割もあります。

加えて、防音効果も備えており、防ダニ・消臭効果があるものもあります。家庭用のタイルカーペットは、タイルカーペットの上に直接座ったり、素足で歩いたりすることを想定して作られているのが特徴です。

まとめ
コストにこだわるなら
タイルカーペット

タイルカーペットはデザインのバリエーションも豊富でコストも安いことから、どんなオフィスにも取り入れやすい床材です。業者に依頼しても比較的安く設置できるため、コストパフォーマンス重視の場合は特に重宝するでしょう。

オフィスの見た目をよくすることは、働きやすさや快適な職場環境づくりにつながります。壁やフローロリングにこだわることで、オフィスの雰囲気を大きく変えることも可能です。当サイトでは、快適なオフィスを実現するためにおすすめのフローリングや、働きやすいオフィスの条件を紹介しています。興味のある方はぜひ下記ページもチェックしてみてください。

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 取材協力 / オスモ&エーデル
オスモ&エーデルの東京ショールーム

引用元:オスモ&エーデル株式会社(https://osmo-edel.jp/office/lp/)

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