快適で働きやすいオフィスとはいったいどのようなオフィスなのでしょうか。ここでは、快適性を実現しているオフィスの事例や、快適性に関わる要素などをまとめました。
働きやすいオフィスの事例
働きやすいオフィスの実例として、日本のIT企業を中心にいくつかピックアップしてまとめました。どの企業にも共通するのは、木やグリーンをさりげなく取り入れていることです。快適性や生産性の高いオフィスのヒントになるので、ぜひチェックしてみてください。
生産性の高いオフィスとは?
従業員の生産性を高めるには、オフィス空間を快適にすることが大切です。オフィスの快適性とは、例えば以下のようなもの。
- 気温や湿度が快適に保たれている
- 照明が暗すぎたり明るすぎたりしない
- デスク周りが整理整頓されている
その他、日光の光や観葉植物など、自然を採り入れることも大切なポイントです。生産性の高いオフィスを目指している方は下記ページを参考にしてみてください。
クリエイティブ力の高い
オフィスとは?
クリエイティブ力(=創造性)の高いオフィスとは、単におしゃれなオフィスではありません。コミュニケーションが取りやすかったり、リフレッシュスペースが設けられていたりと、お互いに刺激しあえる“場”が大切だとされています。
クリエイティブオフィスの代表的な例が、「GAFA」と呼ばれるアメリカの4つの企業です。中でも有名なgoogle本社の例などを紹介しているので、興味のある方は下記ページもチェックしてみてください。
オフィスで取り組める
SDGsとは?
最近何かと話題のSDGsは、オフィス環境にも採り入れることが可能です。SDGsを取り入れることで企業にメリットがあるだけでなく、快適なオフォス環境の構築にもつながるため従業員1人1人の快適性にもつながります。いますぐできるSDGsの取り組み方法については、以下のページを参考にしてください。
バイオフィリックデザイン
とは?
バイオフィリックデザインとは、「バイオフィリア」という造語が元になった建築デザインの一種です。「人間は本能的に自然とつながりたい欲求がある」ことを提唱したもので、建物に日光や植物、水の音、小鳥のさえずりなどを取り入れることで快適性が高まるという研究結果も一部出ています。
バイオフィリックデザインについての詳しい内容は下記ページなどで紹介しているので、オフィスの快適性を高めたい方はぜひ参考にしてください。
オフィスのレイアウト変更をするときのポイントを紹介
快適なオフィス環境を構築するためには、レイアウトに目を向ける必要があります。オフィスレイアウトのポイントのひとつは、デスク配置です。デスク配置には人気の型があります。職種によって使い分けると作業効率も上がるでしょう。ゾーニングを計画するのも重要ポイント。必要なスペースや動線を洗い出し、目的に沿った計画を立てることが大切です。オフィスレイアウトを変更するときに知っておきたいポイントを紹介しています。
オフィスレイアウトの基本「ゾーニング」とは?
レイアウトを決める際、最初に必要になる考え方が「ゾーニング」です。用途に合うように空間を分けて区切ることを表す言葉です。
空間には、業務をおこなうための執務室や応接室や会議質、給湯室、そしてリフレッシュルームなどがあります。たとえば、リフレッシュルームと会議室とをひとつの空間としてまとめてしまうと、休憩中の人にとっても、そして会議に参加している人にとっても、かなり居心地の悪い空間になってしまうでしょう。ですから、このようなゾーニングには見直しの必要があります。
導線計画(導線設計)とは?
社員やお客さんがストレスなく使用できるような動線、つまり通路の設置を決めていく作業を、動線計画といいます。その際、コピー機やキャビネットといった設備の配置についても計算に入れておくことが必要です。動線計画が不十分なままレイアウトを実施してしまうと、人と人がすれ違う時にぶつかりやすくなったり安全に移動できなくなったりするなど、さまざまな問題が生じます。また、メイン通路とサブ通路を適切に使い分けることも大切なポイントです。
オフィスの室内温度・湿度のポイント
オフィスの室内温度や湿度が、集中力や作業効率の向上に大きく影響を与えることがわかっています。最適な温度は25度、最適な湿度は40〜60%ですが、職種や作業内容により、適した温度も多少変わります。また室内気温に影響するオフィス内の環境や、それらの条件を踏まえて温度を適切に保つ方法も紹介します。
まずはオフィスの現状がどのような温度・湿度なのかを把握し、改善できるところから取り組んでみましょう。
オフィスの明るさを改善するポイント
オフィスの明るさは労働安全衛生規則によって定められています。オフィスが暗いと物が見えないためにストレスとなり、作業効率の低下にも繋がってしまいます。適切な照度を保ちながら、オフィスを明るくする方法を解説しています。
また、照明のタイプや光の色によって、向いている部屋や雰囲気が異なるため、それぞれの特徴からおすすめの照明を紹介。自然光やグリーンなども上手に活用すると、オフィスが明るくなり働く人のリラックス効果も得られます。
オフィスランドスケープとは?
オフィスランドスケープは、1960年代のドイツで生まれたオフィスレイアウトの考え方で、開放的なオフィス空間を実現することによって、コミュニケーションの円滑化や新たなアイデアの創出、あるいはコスト削減といったさまざまなメリットがあり、日本でも注目されています。オフィスのあり方を見直して作業効率を高めたい、あるいは円滑に仕事を進めていきたいということであれば、導入を検討してみる余地はあると言えるでしょう。
スマートオフィスとは?
スマートオフィスとはIoT技術を活用して、オフィス全体をシステム化して一元管理できるようにしているオフィスです。スマートオフィスを導入することで各種情報のデータ化やリモートワークの促進、オフィス環境のデジタル化といった目的を実現することができます。
一方、安全な運用には適正なセキュリティ対策が必要となり、情報漏えいや不正アクセスといったリスクへの備えも大切です。
ベンチャー企業と
スタートアップ企業のオフィスとは?
ベンチャー企業やスタートアップ企業と呼ばれる企業において、独自性のビジネスモデルを追求するために、従業員が自由かつ柔軟なスタイルで働けるオフィス環境の構築も重要なポイントとして考えられています。
ベンチャー企業やスタートアップ企業の特徴、また新規性や斬新性のある事業をサポートできるオフィスのスタイルなどについて総合的に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
生産性向上が
期待できるサテライトオフィスとは?
サテライトオフィスは企業や団体の本社・本拠から離れた場所に設置されるオフィスのこと。従業員の働き方に重点を置いたオフィスで、通勤時間や固定費の削減を目的に設置する企業が多いです。
生産性向上が期待できるサテライトオフィスについて、導入する際のポイントなどもまとめているためぜひ参考にしてください。
オフィスラウンジを導入して
企業ブランディング向上しよう
オフィスラウンジとは、オフィス内に設置されるラウンジ空間のこと。オフィスラウンジ設置によるメリットはさまざまありますが、中でも大きなメリットは企業ブランディングの向上が狙えることです。企業ブランディングが向上すれば、求人広告のアピール材料としても使えます。
ここでは企業ブランディング向上が期待できるオフィスラウンジについて解説しているため、ぜひ参考にしてください。
企業ブランディングを目的とした
オフィスラウンジ導入を
チェックする
ミーティング以外でも活用しよう!
ミーティングスペースとは?
ミーティングスペースは単にミーティングができるだけでなく、ミーティング以外にもさまざまな活用方法があります。ミーティングスペース設置によりオフィスコミュニケーションを活性化させることができ、結果的に業務効率向上や社員の離職防止にもつながります。
ここではミーティングスペースの設置メリットや活用方法を解説しているため、ぜひ参考にしてください。
リフレッシュルームとは?
リフレッシュルームを用意することで、社員がリフレッシュできるだけではなく、他の部署の人間とのコミュニケーションが行えたり、新しいアイディアが生まれたりする点、さらには「リフレッシュを用意している会社」としてのブランディングも可能です。一方で動線に気を付けなければ利用される頻度が減り、思うようなメリットを享受できない点に注意しましょう。
グループアドレスとは?
グループアドレスは自由ではありますが、グループで分類しますので、同じグループの人間たちのみを対象とすることで、グループ管理が行えるメリットがあります。ただし、グループアドレスには目的を持つことが大切です。流行・なんとなくではなく、「なぜグループアドレスが必要なのか」目的を考えましょう。
タッチダウンオフィスとは?
タッチダウンオフィスは移動時間の短縮や同じ境遇の社員同士のコミュニケーションの場として機能するのですが、設置に当たっては本当に必要なのかから考慮しなければなりません。せっかく設置しても、利用者が少ないようではコストだけがかかってしまいます。また、設置したら存在を告知し、多くの社員に知ってもらうことも大切です。
オフィスで脱炭素化を目指すには
日本では、2050年を目標に脱炭素化を推進しています。オフィスにおいても脱炭素化の重要性が高まっていますが、小さな取り組みでもしっかり進めることで、オフィスの脱炭素化が可能です。例えば照明やOA機器を見直し、消費電力を減らすことで脱炭素化に近づきます。他にも残業の削減やテレワークの導入・推進など、エネルギー消費を減らすこともオフィスの脱炭素化に必要です。
オスモ&エーデルは、ドイツの暮らしや住居スタイルを提案する会社です。
住まいに関する製品販売や、新築・リフォームの相談も行っています。
人と環境に優しく、自然との関わりを大切にした、高品質な建材の取り扱いを通じて、快適な住環境を届けています。
オフィスと関わりの深い製品も取り扱っています。
- 「快適なオフィス」 根ほり葉ほり研究所 ~ねはけん~
- バイオフィリックデザインとは?
- オフィスで脱炭素化を目指すには
- タッチダウンオフィス
- グループアドレスは導入すべき?
- リフレッシュルーム
- ミーティング以外でも活用しよう!ミーティングスペースとは?
- オフィスラウンジを導入して企業ブランディング向上しよう
- 生産性向上が期待できるサテライトオフィスとは?
- オフィスの明るさを改善するポイント
- オフィスの室内温度・湿度のポイント
- オフィスのレイアウト変更をするときのポイントを紹介
- 「働きやすい」を追求したオフィス事例
- 生産性の高いオフィスとは?
- クリエイティブ力が高まるオフィスとは?
- オフィスで取り組めるSDGsとは?
- オフィスランドスケープ
- スマートオフィス
- ベンチャー企業とスタートアップ企業のオフィス